水族館で写真を撮る。魚の撮影で失敗しないためのコツ。

普段は動くものは滅多に撮らない私ですが、このたび水族館でのお魚写真にトライしてみました。

撮影場所はもちろん、

京都水族館

京都水族館です!

水族館で写真を撮ったことって、みなさん一度はあると思うのですが、結構、記念撮影程度だったりしませんか?

実は私もそんな感じで、水族館が大好きで年に何度も行くのにも関わらず、一眼レフでガチで撮影したのは意外とこれがはじめてです。

感想は・・・

めっちゃ難しかったです。

あとでFuji filmのお姉さんに聞いたのですが(実はあんまりうまく撮れなかったので惨敗報告をしに行きました。)水族館での写真というのは難関中の難関、なのだそうです。

まあ、そりゃそうですよね。

水族館って、暗いわ、魚は動き回るは、ガラス(アクリルですが)越しだわ、撮影するにあたって不利な要素が満載。

そんな水族館でのお魚撮影ですが、いくつかのコツを押さえてトライしてみましたのでご覧ください〜。

 

今回使用した機材

今回、というよりいつもの、という感じなんのですが、

ボディはFuji X-T1

レンズは

FUJIFILM 単焦点中望遠マクロレンズ XF60mmF2.4 R Macro

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF1.4

を使用しております。

本当はマクロ1本で事足りるかなー?ぐらいに思っていたのですが、このたび意外とこのFUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF1.4が大活躍しました。

それに関してはのちほど。

 

もしイルカショーを撮影するなら400mmぐらいの望遠レンズがあると便利です。

カメラの設定

Fuji X-T1での設定になりますが、フイルム趣味レーションは「Velvia(ビビッド)」を使用。

色を鮮やかに写してくれるフイルムカラーです。

ホワイトバランスは「水中撮影」です。

水中撮影は本来、水中での撮影時の青かぶりを防いでくれるそうなのです。

なので、黄色っぽくなってしまうのでは?と、心配したのですが、水中での青が一番綺麗に出たのでこの設定にしました。

この辺もカメラによっても違うと思います。

実際にファインダーをのぞいてみて好みの色に設定すればいいと思います。

(よく「電球」がおすすめされています。)

 

あと、魚の撮影で一番大事なのは何と言ってもシャッタースピード

魚にもよりますが、動きの速い魚で1/1000秒ぐらい、クラゲなどのそこそこゆったり動いてそうな魚(?)でも1/500秒ぐらいで撮った方がよりブレを軽減できるのではないでしょうか。

 

そして、魚の写真はもやっとなることが多いのでシャープネスをあげておくとパキッと綺麗になります。(プラスにするとシャープになります。)

 

f値は開放か、それにに近い数値で撮るとシャッタースピードとISO感度が稼げるし、水槽のいらない部分がボケるのでおすすめです。

 

水族館は暗いところが多く、しかもシャッタスピードを速くしなければいけないシーンが多いので、レンズはなるべく明るいものを使った方がいいと思います。

ところで、水族館撮影によくズームレンズがおすすめされています。

ズームレンズは確かに便利ですが、単焦点レンズに比べて絞り値が大きいものが多いので、私はあえて単焦点を2本持って行きました。

でも、いちいち付け替えたりするのは結構手間です。

こればっかりは好みですねー。

 

持って行くもの

まっさらに近い、たくさん写真が入るメモリーカード

魚の撮影はとにかくたくさん撮ってなんぼ。

私は今回、約2時間の撮影で一眼レフで258枚、iPhoneで20枚ぐらい撮影しましたが、1日かけてもっとがっつり、しかも連写とかをする場合は軽くこの倍の枚数は取ることになると思います。

メモリーカードはなるべくフォーマットして空にしておくか、予備のものを持って行きましょう。

また、バッテリーも予備があった方がいいです。

 

三脚はない方がいいです

特に休日の水族館は混み合うことが多く、一箇所に三脚をどっしり構えて撮影するのは他のお客さんの邪魔になってしまいます。

しかも、魚の動きに合わせて動かなくてはいけないので三脚があるとかえって邪魔になります。

 

フラッシュは基本、禁止です

タカアシガニ

Fuji 60mmマクロ f2.4 ISO800 フラッシュなしで撮影

最近では一部の水族館でフラッシュ撮影可のところもあるようですが、多くの水族館では魚へのストレスを防ぐためにフラッシュ撮影を禁止しています。

特に深海に住む魚のエリアのように暗い場所に展示してある魚はそもそも光に弱いのでフラッシュ撮影は厳禁です。

フラッシュがなくても明るいレンズがあればかなり綺麗に撮影できますよ。

写真のタカアシガニは深海生物なので大抵赤いライトに照らされて暗い水槽に入っていますが、こんな感じに撮影するのも面白いです。

撮影のちょっとしたコツあれこれ

とにかくピントが合うまで撮りまくる

基本は撮りまくりっていいのが撮れたらラッキー、というスタンスで。

私はこのたび時間の関係で258枚しか撮影できず、あんまりいい写真がなくてがっかりしていたのですが、Fujiのお姉さんによるとプロのカメラマンは1万枚ぐらい撮って使える写真は4枚、というレベルなのだそうです。

もちろん写真にもよりますし、知り合いの商品写真のカメラマンはいつも2枚ぐらいしか撮らないです。

でも、魚の写真に限っては撮ってなんぼの世界。

ブログとか本にしれっと掲載されている綺麗な魚写真もその裏には何百枚ものボツ作品が埋まっているはずです。

 

動きを読む

金魚

一部の予測不能な方達をのぞき、魚をよーく観察していると、ある程度動きに法則があるのがわかってきます。

動いている魚を追いかけるのではなく、動きを予想してシャッターを切ると遅れずに済みます。

私は今回使っていなくて強く強く後悔しているのですが、連写モードで撮影するのもおすすめです。

また、追従モード(Fujiの場合はコンティニュアス)にすると被写体の動きに合わせてカメラがついていってくれる、という設定も便利です。(マクロレンズはそもそもAFが遅いので全然ついて行ってくれませんでした泣。)

 

なるべく水槽に近づく

ペンギン

水槽を撮影すると、自分や周りのものが水槽のガラス面に写り込んでしまうことがよくあります。そんな時はなるべくガラスに近づいて撮影すると写り込みを防ぐことができます。

水面から下にいる魚を撮影する場合、水面が反射して魚が写らない場合なんかは反射を抑える偏光フィルターなんかも販売されていて、手軽にレンズに装着できて、水槽のガラスの反射なんかも軽減してくれます。

レンズの大きさによってサイズが変わりますので注意が必要です。

水槽に対して垂直に撮る

水槽のガラス面に対して角度ができると屈曲して被写体が歪みますのでレンズを持って撮影すると歪みが軽減されます。

 

照明や非常灯の映り込みに注意

大水槽

暗い水族館ではいたるところに非常灯があり、意識していないとうっかり写してしまっています。

写真をよくみて照明が写り込まない位置にカメラをセットしましょう。

 

私の撮影記録

クラゲ

今回もっともたくさん撮影した「クラゲ」写真。

クラゲは動きも比較的法則性があって、しかも魚に比べれば遅いので、一番おすすめです。

ここで力を発揮したのが先ほどもご紹介したFUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF1.4というレンズ。

f1.4というとても明るい単焦点レンズです。

このレンズ、クラゲの繊細な触角(?)のような繊細なものをとても綺麗に描写してくれるんです!

クラゲ

クラゲ

上の写真が60mmマクロf2.4撮ったもの、下が23mmf1・4、それぞれ開放で撮ったものです。

どちらも明るいいいレンズなのですが、下の写真の方がよりクラゲのひらひらの部分が繊細に写っているかと思います。

 

熱帯魚

とにかくマクロレンズはピントを合わせるのが遅いのだけが難点。。。

動きのはやい魚についていくのは至難の技です。

手ぶれ補正がついてよりAFが速くなったという80mmマクロが欲しくて仕方がありません。。。

熱帯魚はiPhoneが意外と使えます。

iPhoneは接写もできて、色も鮮やかに補正されるので熱帯魚のようなカラフルな水槽の撮影にぴったりです。

 

iPhone

大水槽でイマイチ構図が決まらないのでアップを狙ってみました。

 

ニシキアナゴ

今回、もっともピント合わせで私を苦しめたチンアナゴ&ニシキアナゴ。

こいつらはなんせ細くて小さく、しかも微妙に動きも速いので、60mmマクロでは全く歯が立たず。

しかも画角が広い23mmでも小さく写りすぎてイマイチ。

チンアナゴだけで50枚ぐらい撮ったけど、全然いい写真が撮れませんでした。

ちなみにチンアナゴは砂に埋まっている根元は動かないのでここにピントを合わせると比較的やりやすいです。

この度の撮影会ではチンアナゴにリベンジを誓い、水族館を後にしました。

 

長々とお付き合いくださり、ありがとうございます。

チンアナゴだけは悔しすぎるのでマジでリベンジします。

 

ではでは。

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