望遠レンズなしで月をきれいに撮影する一眼レフの設定。

スーパームーン

みなさま、昨日1月31日のスーパームーン&皆既月食は撮影されましたでしょうか?

天気予報では曇りで半ばあきらめていたのですが、京都では無事、観測・撮影することができました。

 

天体図鑑のようなスーパームーンの写真、一度は撮ってみたいですよね?

 

月の撮影というと望遠鏡のようなスーパー望遠レンズじゃないと撮影できないイメージですが、そんなレンズなんてなくてもちょっと設定するだけでちゃんときれいな月が撮れますよ。

 

さすがに天体図鑑とまではいきませんが、私の一眼レフの設定方法をまとめましたので、参考にしていただければうれしいです。

 

手持ちのレンズの中で一番望遠のものを使う。

60マクロ

月はとっても小さく写ります。

望遠レンズはいらないとはいえ、お手持ちのレンズの中でなるべく望遠のものを使い、少しでも月を大きく写しましょう。

私はFUJIFILM 単焦点中望遠マクロレンズ XF60mmF2.4 R Macroを使いました。

マクロというと小さい虫とかを撮るイメージですが、中望遠レンズとしても普通に使える便利なレンズです。

 

ISO感度を低くする

スーパームーン ISO200

ISO200 f2.4 ss1/5

スーパームーン ISO800

ISO800 f2.4 ss1/34

スーパームーン ISO3200

ISO3200 f2.4 ss1/100

ISO感度をなるべく低くすることは、望遠レンズを使わないで月を撮影する一番大事なポイントになります。

これは、あとでトリミングすることを前提としているからです。

ISO感度をあげてしまうと写真の粒子が粗くなってしまい、トリミングに耐えられないぐらいになってしまうのです。

なので、私のような60mmぐらいのレンズで撮影する場合、できればISO感度200、最高でも800ぐらいに押さえておくべきです。

絞りを解放する

絞り(F値)をなるべく開放(数字を小さくする)して、明るさを確保しましょう。

絞り(F値)を開放することでシャッタスピードとISO感度を稼ぐことができます。

私はF2.4で固定して撮影しました。

 

露出をマイナスにする

ev-1.33

露出-1.33

ev-3

露出-3

真っ暗な中にポツンと光ったお月様、というシチュエーションは周りの暗さに引っ張られ、月だけ「白とび」してしまいます。

その他の設定もこの白とびとの闘いといっても過言ではありません。

月の陰影を繊細に撮影したい場合は、露出をマイナス補正するくっきりと撮影できます。

 

スポット測光で撮影する

測光方式とは画面のどの部分で露出を決めるかを決定するモードのことです。

測光

カメラの中にこのようなカッコの中に丸が入ったようなマークが3つ並んでませんか?

詳しい説明は省きますが、これが測光の設定を変えるダイヤルになります。

(カメラによっては液晶画面の中でデジタル表示になります。)

ここを一番小さな丸1つのところに合わせるとスポット測光になり、ピンポイントで露出を合わせてくれるモードになります。

 

スーパームーン ISO200

マルチ測光

スポット測光

スポット測光

 

月の部分をよくみてください。

この大きさでは全然わかりませんよね?

でも、あとでトリミングをした時、月そのものの陰影の調子の違いがはっきりわかります。

ダイナミックレンジの数値をなるべくあげる

これも陰影を繊細に写すテクニックの一つです。

お手持ちのカメラの中で、なるべく数値を大きくします。

私は最大値の400に固定しています。

 

三脚を立てる

月の撮影

ただでさえ望遠でブレる上に、暗さもあってシャッタースピードはかなり遅くなるので三脚は必須です。

手ブレはトリミングをするをはっきりわかります。

なるべくブレないよう、三脚は立てたほうがいいです。

今回私は使用していませんが、シャッターを遠隔操作で押せる、リモートレリーズがあるとさらに理想です。

 

トリミングをする

それだけやっても所詮望遠レンズには及ばないので、当然、月はかなり小さく写るので、トリミングすることになります。

画像が荒れない範囲で月だけトリミングしてみましょう。

スポット測光

さっきなんだかよくわからなかった写真ですが・・・

月 トリミング

これ以上トリミングするとかなり画像が荒れてしまうのですが、これぐらいにまで引き伸ばせます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

望遠レンズには遠く及ばないのはもちろんなのですが、60mmの中望遠でこれぐらいまで大きく撮影することができました。

60mmぐらいでしたらキットレンズでも近いぐらいの画角のものがありますので十分撮影できるのではないかと思います。

あと、いきなり撮影となると暗いし失敗することが多いので、明るいうちか、もしくは2〜3日前からカメラを設定しておき、練習しておくのが良いと思います。

次のスーパームーン、日本では7月に観測されるそうです。

ぜひ次回までに月撮影に慣れておきましょう!

ではでは。

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